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住所から郵便番号を検索できるAPI 5選を比較【2026年版】

要約: 住所の文字列から郵便番号を取得 (逆引き) できるAPIのうち、ExcelAPI / ケンオール / ZIPCODA / ZIP-JP / 日本郵便公式「郵便番号・デジタルアドレスAPI」 (掲載は五十音順) の5つを取り上げて比較します。無料で使えるもの、月1,500円・月5,500円からの有料のもの、検索が町域レベルまでのもの、番地・建物名を含む住所を正規化しながら解決するものなど、設計が大きく異なるため、各サービスの公開ページに記載された事実を、出典つきで横並びに整理します。評価や順位づけは行いません。

メモ

執筆者より。 本記事はケンオール株式会社 (比較対象の1社) が作成しています。記載内容はすべて各社公式ページの原文を確認したうえで、出典URLと確認日を明記しています。評価や順位づけは行わず、目視で確認できることだけを記載しています。正確に書くということをなにより重視しておりますが、もしも誤りにお気づきの際はお問い合わせからご指摘ください。確認のうえ訂正します。

こんな場面で使うAPIを探している方に向けた記事です:

5サービス比較表この見出しへのリンク

確認日: 2026年7月27日〜28日。各セルの根拠は本文の各サービス欄と巻末の出典一覧を参照してください。掲載順はサービス名の読みの五十音順で、順位づけではありません。表は横にスクロールできます。

比較項目ExcelAPIケンオールZIPCODAZIP-JP日本郵便公式
料金無料 (1日1万件まで)。有料プランあり月5,500円〜 (トライアル30日間)無償 (商用・非商用とも)フリープラン + 「基本+カナ」月1,500円 (税込)無償 (規約に将来の料金設定の留保あり)
利用開始APIキー不要 (無料利用時)無料登録でAPIキー発行登録・APIキーの記載なしAPIキー発行法人・個人事業主の組織登録 + 固定IPアドレス登録
表記ゆれ対応の記載確認できず (返せない住所がある旨を明記)あり (京都の通り名・岩手の地割・ビル名と町名の分割ほか)確認できずあり (漢数字・全半角・新旧字体・脱字)確認できず (漢字・カナ・ローマ字入力に対応)
番地・建物を含む住所ビル固有・事業所固有は汎用番号を返すビル・個別事業所のデータ種別に対応記載なしビル・大口事業所の個別郵便番号は非対応町域レベルまで一致 (番地・建物は仕様の対象外)
組み込みExcel・スプレッドシートの関数から利用CORS対応 (ブラウザから直接呼び出し可)記載なし組み込み用スクリプト (フロントエンドライブラリ) を公開呼び出し元システムの固定IPアドレス登録が必要
レート制限1日1万件 (IPアドレス単位)プラン別 (料金ページ参照)スロットリングあり (数値は非公開)フリーは対象API合計100回/日あり (数値は非公開)
データ更新郵便番号データはデイリー更新郵便番号は毎月 (法人番号は毎日)記載なし「自動更新」 (頻度の記載なし)「タイムリーに反映」
商用利用「制限はありません」「商用利用は可能」 (FAQ)「商用・非商用に関わらず無償」明記は確認できず (1ドメイン毎に1契約の定めあり)可 (取得データの第三者提供・DB構築は禁止)
SLA・保証記載なし (無保証・免責の定め)SLO 95%。エンタープライズでSLAオプション「約束するものではありません」の定めSLAの記載なし (免責の定め)記載なし

各サービス詳細この見出しへのリンク

1. ExcelAPIこの見出しへのリンク

Excelの WEBSERVICE 関数からセル1つで呼び出せることを特徴とするAPI集。住所→郵便番号変換は /post/zipcode エンドポイントで提供されており、Excelのセルに数式を入れるだけで変換できる点が特徴です。

向いている用途 / 留意点: Excelやスプレッドシートの中で完結させたい変換作業 (手元の住所リストに郵便番号の列を足すなど) 向けの設計です。留意点は、無料枠がIPアドレス単位のため同一IPを共有する環境では他の利用者と枠を分け合うこと、ビル固有・事業所固有の郵便番号は汎用番号が返ると明記されていること、SLAの記載がないことです。

2. ケンオール(本サービス)この見出しへのリンク

※ 本記事の運営元です。他社と同じ基準で、公開ページに記載のある事実のみを記載します。ケンオール株式会社が運営する商用APIサービス。住所→郵便番号APIとして提供。表記ゆれの統一 (住所正規化) と郵便番号の補完を同時に行う設計です。技術仕様では、フリーテキスト検索 (住所をそのまま渡す) と構文検索の2モード、複数の検索をまとめて処理するバッチAPI (オプション)、データ種別フィルタ (エリア/ビル/個別事業所) に対応しています。

向いている用途 / 留意点: 住所文字列の正規化と郵便番号の取得を同時に行うAPIで、番地・建物名を含む住所はデータ種別フィルタ (ビル・個別事業所) の対象です。CORS対応のため、住所入力フォームからの直接利用ができます。留意点は、無料の恒常プランがなく (トライアルは30日間) 月5,500円からの有料サービスであることです。精度が用途に合うかは、トライアル期間中に実データで確認できます。

3. ZIPCODAこの見出しへのリンク

「郵便番号の正引・逆引検索Webアプリケーション」として提供されている無料のWebサービス・API。サービス説明に「郵便番号から住所を、あるいは住所から郵便番号の候補を検索する為のWebサービスです」とあり、住所→郵便番号の逆引きは APIの address パラメータで行えます (空白区切りのAND検索に対応)。登録手続きに関する記載がなく、ドキュメントに記載のURLをそのまま呼び出せます。

向いている用途 / 留意点: 登録手続きなしにURLの呼び出しだけで試せる逆引きAPIです。留意点は、規約に「完全に安定した情報の提供を約束するものではありません」「作者の都合により、変更・停止・閉鎖させていただく場合がございます」との定めがあること、スロットリングの具体値が非公開であることです。

4. ZIP-JPこの見出しへのリンク

ミルキーフィールドが運営する、郵便番号・住所・法人情報の検索APIサービス。住所→郵便番号の逆引きは findzipcode APIで提供されており、「住所から郵便番号を検索します。住所途中で地名の文字不足(文字抜け・脱字)も考慮して逆検索をします」と明記されています。

向いている用途 / 留意点: 表記ゆれへの対応を明記した逆引きAPIを月1,500円から使える選択肢です。組み込み用スクリプト (フロントエンドライブラリ) が公開されています。留意点は、無料枠は1日合計100回で「開発やお試し用途などにお使いください」と記載があること、「1ドメイン毎に1契約」のため複数サイトで使う場合は契約数が増えること、ビル・大口事業所の個別郵便番号が対応範囲外であること、SLAに関する記載がないことです。

5. 日本郵便公式「郵便番号・デジタルアドレスAPI」この見出しへのリンク

日本郵便株式会社が2025年5月26日に提供を開始した公式API (プレスリリース)。2026年3月19日には「ビジネスデジタルアドレス」の提供開始にあわせ、法人番号・電話番号などのビジネス情報も返せるver2.0がリリースされています (プレスリリース)。住所→郵便番号の逆引きは、専用機能 addresszip (「住所から該当する郵便番号を返却」) で対応しています (API機能一覧)。

向いている用途 / 留意点: 町域レベル (都道府県・市区町村・町域) の郵便番号検索を無償で行いたい法人・個人事業主向けの公式APIです。留意点は、利用に組織登録と呼び出し元システムの固定IPアドレス登録が必要なこと、番地・建物名を含む住所の特定は仕様の対象外であること、取得データの第三者提供・データベース構築が規約で禁止されていることです。

ご参考情報この見出しへのリンク

zipcloudでの住所→郵便番号検索この見出しへのリンク

zipcloudのAPIは郵便番号→住所の変換専用で、リクエストパラメータに住所の指定がありません (API仕様)。住所からの検索はできず、逆引きには本記事で比較したサービスなどが選択肢になります。

本記事で取り上げていない逆引きAPIこの見出しへのリンク

PostcodeJPポストくんapi-zipcode.jpなどが逆引き機能を提供しています。また、Google Maps Geocoding APIでも住所の解析結果に郵便番号が含まれる場合があります (全件で返ることは保証されていません。公式ドキュメント)。このほかにも、弊社で気づけていないサービスがあるかと思います。お気づきの際はお問い合わせからお知らせください。

この記事の検証方法この見出しへのリンク

出典一覧この見出しへのリンク

ExcelAPI

ケンオール

ZIPCODA

ZIP-JP

日本郵便「郵便番号・デジタルアドレスAPI」

その他

※ 出典はいずれも2026年7月27日〜28日に閲覧・確認しました。

関連ページこの見出しへのリンク